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【2025年最新版】フォレンジックのプロが教える調査でわかる不正の痕跡とは

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本記事では、企業や組織で不正が発生しても必ずパソコンなどの機器には痕跡が残ります
フォレンジック調査は不正の痕跡をパソコンなどの機器を解析し不正の証拠を明らかにする技術です

今回は実際にあった実例を元にフォレンジック調査で判明する不正の痕跡について解説いたします

メール削除の痕跡

メール削除の痕跡について実例を元にご紹介いたします

ある社員がメールしているところをチラッと目撃し、その内容が不適切なものだったため
不審に思い社員が退社した後にパソコンを確認したところ、メールが消えていた

社員が意図的にメールを削除したと考え、復元を試みたが自分ではできなかったため
フォレンジック調査を行っている専門業者に依頼をしました

フォレンジック調査の結果、削除したメールの復元に成功!
取引先と不正なやり取りをしている内容であったため、損害賠償請求へ発展しました

今回のケースでは、社員は隠蔽しようとメール削除を行っておりました
しかし、フォレンジック調査を行えば削除したデータも復元・痕跡を見つけることができます
その結果、不正は明らかになり損害賠償請求することができました

今回はメールの削除でしたが、エクセルやワードなどのデータが削除されても復元可能です
例えデータを削除されても諦めることなくフォレンジック調査依頼をしましょう

顧客情報持ち出し(USB接続履歴)の痕跡

顧客情報持ち出し(USB接続履歴)の痕跡について実例を元にご紹介いたします

会社の機密情報がとある掲示板に掲載されいてることが判明し、どこから漏えいしたのか
調査をしたところ、ある社員が使用しているパソコンが怪しいことがわかりました

機密情報の持ち出しは禁止しているため、社内のパソコンは許可されたUSB機器以外は認識しないように設定をしていたにも関わらず、社内調査の結果ある社員が頻繁にUSB機器を繋いでいるのを見たと
多くの証言を受け、フォレンジック調査の依頼をしました

フォレンジック調査の結果、許可されていないUSBメモリの接続履歴が発覚
そのパソコンを使用していた社員に確認したところ、私用のUSBメモリを接続したとのこと

その社員はセキュリティ担当であったため自分でUSBメモリの許可設定をしたことを白状し
また、使用したUSBメモリから機密情報も見つかったため情報漏えいの損害賠償請求へ発展しました

このようにパソコンには接続したUSB機器の履歴が残ります
USBメモリやUSB接続HDDでデータの持ち出しをしてもフォレンジック調査をすることで
不正を暴くことができます

クラウドアップロード(Web閲覧履歴)の痕跡

クラウドアップロード(Web閲覧履歴)の痕跡について実例を元にご紹介いたします

お客様より突然ご連絡があり、別の安い会社に依頼することにしたから契約を解除したいという
内容で、そのお客様だけでしたら何も不自然に感じませんが、同じ内容で何件も解除依頼が殺到
あまりにもおかしいためお客様に詳細を確認することにしました

お客様に確認したところ、別の安い会社というのが全て同じであったことが判明しました
これは顧客リストが漏えいしたのではないかと考え、調査することにしました

契約解除依頼が殺到したタイミングから直前に退職した社員が怪しいと思い、その社員が使用していた
パソコンを専門業者にフォレンジック調査の依頼をしました

フォレンジック調査の結果、Googleドライブへのアクセスが頻繁にされていることが判明しました
また、同じ時間に社内のサーバに保存している顧客リストへのアクセス履歴も見つかりました

Googleドライブに顧客リストをアップロードした可能性が高いこと、社内ではGoogleドライブの使用を
禁止していたことから社内規定違反として元社員を問い質し、個人のGoogleドライブにアクセスしたことを認めたため使用していたGoogleドライブを調査し顧客リストが保存されていることが判明しました

社内規定違反だけではなく情報漏えいを行ったとして損害賠償請求へ発展しました

今回の退職者が使用していたパソコンはWeb閲覧履歴を消しておりました
例えWeb閲覧履歴を消してもフォレンジック調査で履歴を復元することができます

フォレンジック調査の価値

実例を元に3つの不正の痕跡についてご紹介いたしました

例え不正の証拠隠滅をしたとしても、フォレンジック調査により不正の痕跡を見つけることができます
これにより明確な証拠データが発覚し、損害賠償請求を行う強力な根拠となります

不正や漏えいが発覚した場合、迅速な対応が求められます
早期に把握すれば被害拡大を防止でき、初動対応が迅速であればあるほど企業の社会的信用低下や
金銭的な損害を抑えることができます

損害を抑止するためにもフォレンジック調査の価値は非常に高いことがわかります

まとめ

不正の痕跡について解説いたしましたが、フォレンジック調査により不正の痕跡が見つかることが
これでお分かりになられたのではないでしょうか

もし不正が発覚した場合は、直ちにフォレンジック調査依頼をしましょう

初動対応が迅速であることが何よりも重要になります
社会的信用の低下、金銭的な損害をできる限り抑えるためにも必要です

不正調査でお困りでしたら、デジタルフォレンジック24へお問い合わせください
フォレンジック調査だけではなく、情報漏えい対策、セキュリティ対策のご相談も承ります

 

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