あると安心!パソコンを丸ごと複製しよう! – デジタル フォレンジック | forensic24 セキュリティ 証拠データ 不正アクセス 情報漏えい対策

実績 デジタルフォレンジック BCP対策 セキュリティー対策 データバックアップ バックアップ方法 データ保存の豆知識 ITお役立ち情報 サーバ RAID・NAS ハードディスク(HDD) SSD パソコン(PC) Mac クローン データ保全

あると安心!パソコンを丸ごと複製しよう!

投稿日:2019年6月11日 更新日:

データの保存方法はコピーだけじゃない?

パソコンや外付けハードディスク、サーバーなどがある日突然「故障」した!
でもデータをバックアップしておいたので事なきを得た!
そのような経験を実感したことがある方も多いのではないでしょうか?

現代では、多種多用なデータが行き交う時代となりました。
必需品となったデータのバックアップは最重要課題と言っても過言ではありません。
しかし、データのバックアップもただ外付けハードディスクやサーバーにコピーして置いておけば使えるものばかりとは限りません。

特殊な専門の機材、特殊なシステム環境でないと動かない、使えないデータも存在します。
今回は、そんな特殊なケースでもデータを使えるようにできる、データ記録媒体の「複製」やバックアップ方法のメリット・デメリットも踏まえながらご紹介致します!

データのバックアップはどんなものがあるの?

データのバックアップ(コピー)には大きく分けて3種類あります。

1.データ単体のバックアップ

この方法は、保管しておきたいファイル(もしくはフォルダ)だけ選んで別の場所に保管します。
データをコピーし外付けハードディスクやクラウドストレージに保管しておく方法がこちらにあたります。
もし保管したデータが必要になった場合、欲しいファイルだけを選んで取り出すことが可能です。

 

2.保存媒体の複製

この方法は、パソコンや外付けハードディスク等に内蔵されている保存媒体を、別の保存媒体に移すことで、削除されたデータの痕跡も含めて完全に複製します。
データが必要になった場合、外付けキットなどでパソコンに接続することによりデータを取り出すことが出来ます。
さらに、複製をとった保存媒体と壊れた保存媒体を交換すれば、複製(バックアップ)を取った時点に戻すことが可能で、制御システムや管理システムを復帰することもできます。
何かあった時のために、ハードディスクの予備として保存をしておくことが可能です。

 

3.イメージファイルの作成

この方法は、バックアップを取った時点の保存媒体の状態を、1つのファイル(データ)にして保管します。
しかし、中のデータが必要になった場合、基本的に全てのデータや設定までを、バックアップ時点に戻す必要があります。

 

各種バックアップ方法のメリット・デメリット

先程ご紹介した、各種バックアップ方法にはそれぞれメリット・デメリットが存在ます。
そのため、状況に応じたバックアップ方法が必要となるので、以下のリストをご参考ください。

データ単体のバックアップ

メリット デメリット
・必要なデータだけをバックアップでき、必要なデータだけ取り出せる

・必要なデータだけ保存するため、バックアップする保存媒体は少ない容量でも可能な場合が多い。

・特殊なソフトや特殊なシステムで作られたデータは同じ環境がないとバックアップしたデータでは正常に利用できない。

★ポイント
データのバックアップはファイルだけを保管します。
あくまでも、誰でも使える状態になっているデータを保管する目的で使われるため、プログラム本体をバックアップしても使用することが出来ません。
特殊なシステム上でしか見れないデータは、ファイルだけがあってもバックアップからはデータを利用できない場合があります。

 

保存媒体の複製

メリット デメリット
・複製した時のデータから細かいシステムの設定まで、全て復元・復帰ができます。

・あとから複製を使い、必要データだけ取り出すこともできる。

・複製する保存媒体以上の容量を持った複製先の保存媒体が必要となります。

 

★ポイント
保存媒体自体を複製する場合、元のPCなどの保存媒体と交換することで、素早く以前の状態で使用することが出来ます。
また、外部ストレージとしてパソコンなどの機器に繋ぐことで、必要なデータだけ取り出すことが出来ます。

 

イメージファイルの作成

メリット デメリット
・バックアップした時のデータから細かいシステムの設定まで、全て復元・復帰ができます。

・保存媒体が特殊製品であることが多いサーバー機やタブレットPCなどに有効です。

・イメージファイルは自由に開くことが難しいため、必要なデータだけを取り出すことができない。

★ポイント
1つのファイルとして保存するイメージファイルの場合、通常の手法では中から必要なファイルだけを抜き出すことが出来なくなりますが
同時にデータの書き換えも出来なくなるため、『イメージファイルを作成した時の状態』を保管することが出来ます。

 

「複製」や「イメージファイル」はどういうときに役立つ?

では、パソコンのデータを全て複製しておくのは、どういったときに役立つのでしょうか?
たとえば、工業用機械の制御プログラムなど、特殊なシステムを組み込んでいるパソコンを定期的に複製しておけば、もしパソコンが壊れてもすぐに以前の状態に戻すことが出来ます。

また、イメージファイルでのバックアップは、主にデジタルフォレンジックなどのデータ調査に用いる目的で使われます。
中のデータを容易に書き換えることが出来ないため、そのままの状態を保存しておけることが強みとなります。

しかし、保存媒体の複製やイメージファイルの作成は、専用の機材、ソフトウェアさえあれば作成は可能ですが、操作にある程度知識が必要です。
一瞬のミスでデータを全て失ってしまう危険がありますので、個人での作業はあまりお勧めできません。

安全に複製を作るには?

安全に複製を作るなら専門業者に依頼するのが一番です。
クロノデータでは、証拠保全として利用できる形式での複製も可能です。

工業用機械を制御しているパソコンや、基幹システムが入ったパソコンなど、特に故障したら困る機器は、早い段階でパソコンや内蔵されている保存媒体の複製を作っておきましょう!
それに加え、制御データや顧客情報などを個別でバックアップすることで、災害に備えることが出来ます。

また、弊社ではハードディスクの複製以外にも社内データの不正調査やメールの復元、パスワード解除を行っております。
ご興味がありましたら、以下の連絡先までお問い合わせください。



-実績, デジタルフォレンジック, BCP対策, セキュリティー対策, データバックアップ, バックアップ方法, データ保存の豆知識, ITお役立ち情報, サーバ, RAID・NAS, ハードディスク(HDD), SSD, パソコン(PC), Mac, クローン, データ保全
-, , , , , , , , , , , ,

執筆者:

関連記事

退職者がデータを持ち出した?サイバー攻撃!?大企業で起きたフォレンジック調査事例

大企業様で実際に起きた、デジタルフォレンジック調査の事例をご紹介します。 Contents1 故意に消された顧客情報1.1 退職者…

続きを読む

退職者が勝手にデータ削除!?損害賠償請求は可能?

従業員が退職した際、故意にメールや書類などのデータを勝手に削除されてしまったというケースがあります。 気づいた時は既に遅し、 退職…

続きを読む

退職者によるデータ持ち出し?情報漏洩の対処方法とは?

Contents1 情報漏洩は企業の身近なトラブル2 情報漏洩による損害賠償請求とは?3 情報漏洩のケースとは?3.1 海外支店を…

続きを読む

退職者に消去(初期化)されたデータの調査・復元は可能?

Contents1 退職者に在職中に使用していたPCを初期化(データ消去)された2 どんなメールなら調査・復元することができるのか…

続きを読む

フォレンジック調査を検討する上で大切な2つのポイント

Contents1 PCの不正使用のフォレンジック調査を依頼したいお客様の事例2 重要① フォレンジック調査にはHDDの保全が必要…

続きを読む